2012年11月10日、宮崎市で行われました「杉コレクション2012in宮崎」でのプレゼンテーションを再現します。
「杉コレクション2012in宮崎」のプレゼンテーションを始めます。 杉コレクションでは毎年異なるお題が出されますが、2012年のテーマは「屋台」です。 キャッチフレーズはずばり『みんなが笑顔になれる場所、ひとりじゃヤタイ!』です。 それでは、No.92 「屋台骨」 について発表いたします。 皆様、はじめまして。 大阪府大阪市から来ました貴志泰正、31歳(2012年当時)、男性、既婚です。 宜しくお願いいたします。 さて、私の地元大阪では九州のような屋台の飲食店はほとんどありませんが、 立ち飲みのお店でお客さん同士が知り合いになる、というコミュニティが存在します。 私のなかの一般的な屋台のイメージでは、片側にお店の人、その向かいにお客さんが座ります。 「ひとりじゃヤタイ!」というテーマについて考えたときに、もっといろんな人との交流が促進されるような仕掛けを作りたいと思いました。 そして、ヤタイとは何だろうと考えたときに注目したのが、「屋台骨」という言葉であり、「骨」というものの形状です。 ちなみに、我が家の屋台骨は妻が支えています。 魚の骨の形としたのは、世間一般にこわいイメージを持たれずに、「骨」ということを認識しやすいアイコンとなると判断したからです。 骨の隙間や頭や尾っぽの周りに人が立つことで、たくさんの人の顔が見えます。 同じグループでない人とも距離が近づき、いろんな方向に会話が繰り出されることが、このヤタイの狙いです。 それでは、その他の特長について、ご説明します。 移動式のため、前と後ろに2つずつ、人が立つのに邪魔にならない位置に計4つの車輪がついています。 それから、このヤタイには目玉がありまして、魚の頭部に目玉がついております。 4輪車ですが、目玉の穴の下には「七輪」が置けます。 気は早いですが、今後の商品展開を考えるにあたりまして、一例としまして、魚の形ですので、日本全国にある漁港で使っていただければ大変嬉しく思います。 魚の骨の形も、各地の特産品によってアレンジが可能で、「ご当地屋台骨」が可能です。 日本の自然の恵みを生かした第一次産業である林業と漁業が、「屋台骨」を通じて交流できれば大変嬉しいです。 最後になりましたが、このヤタイは都城市の株式会社トーアさんに製作していただきました。 いろいろと要望しましたので、さぞかし「骨が折れる」作業であったかと思います。 直接打合わせをさせていただいた大西さん、製作にあたってくださった皆さんにこの場で改めて御礼を申し上げます。本当に有難うございました。 以上で発表を終わります。 ご清聴有難うございました。